ツバメ。
初夏の頃、日本に渡ってきて民家の軒先に泥で造った巣を掛ける。
その鳴き声は「ツチクッテ、ムシクッテ、シブー(土食って、虫食って、渋ー)」と聞こえるそうな。
確かにブチブチ言ってるけど…。そうかなぁ。
そんなツバメですが、黒いのと赤いのと白いのがいるってご存じでしょうか。
もちろん、全身が、ではありません。尾羽の付け根、腰の辺りの色がです。
全体が黒いのは「ツバメ」
民家の軒先に椀状の巣を掛け、よく見かけるのはこの種です。
腰が赤いのは「コシアカツバメ」
コンクリートの建物などにトンネル状の巣を掛け、島根県のレッドデータブックに掲載されている種です。
腰が白いのは「イワツバメ」
橋桁などにトンネル状の巣をかけ、どちらかと言うと郊外で見かける気がします。
今度、ツバメを見かけたら、ぜひ腰の色に注目して見てください。
「ヒュンヒュン飛んでるツバメの腰の色なんて見えないよ」と思われるかもしれませんが、低いところを飛んだ拍子に赤や白い色が見えたりすると「おおっ!」となること、間違いなしです。
投稿者 M