「ちょっとがんばったら、上位入賞狙えるかな?」
と思っていた第2回 社内チャレンジウォーク。
甘かった…。
社内で飛び交う会話が、
「エレベーター使わずに、階段歩いて上がったわ」
「家から会社まで自転車で来ました」
「近所の土手を歩いてみた」
「田植えでめちゃくちゃ歩きましたよ」
なんで、みんな、そんなに、やる気なの?
前回、上位入賞の人は、現場で野外を歩いている人達だった。
調査のポイント出し、現地踏査、測量作業など。
調査地の地形・地質を確認するために、山中をぐるぐる歩き回っていたチームTのHさんも賞をもらった。
「特にウォーキング等をしていた訳ではありません。日頃の業務の結果です」と。
そう、山歩きは過酷だ。
傾斜がきつい中、背丈ほどに生い茂ったシダ植物を掻き分け掻き分け、歩いていると白亜紀の森に迷い込んだような錯覚を起こす。
ガサガサと繁みが鳴ると恐竜が飛び出してくるんじゃないかと思ってゾッとする…(大概、猿だけど)。
チャレンジウォークの表彰から、しばらくたった日に聞いた言葉は印象深かった。
「日々の業務の中で、あんなに沢山、歩かれているとは知りませんでした。
今まで認識不足でした。大変な仕事だと思いました」
何気ない言葉を、ちゃんと聞いていて、仕事の内容にまで思いをはせてくれていたことに、ちょっと驚いた。
気にかけていてくれる人がいるのは嬉しいものだ。
さて、歩くか。
投稿者 チームT