「フィールドサイン」とは野生動物が残した生活の痕跡のことで、足跡や食べ残し、糞などのことを言います。
実際に動物の姿を見ることができなくても、足跡や糞がそこにあれば、その場所に、その動物が生息していることが分かります。生物の調査でよく使われる方法です。
現場作業中に、よく見かけるのがイノシシの足跡。
地面にくっきりとチョキの形が残っています。
穴を掘って餌を探した跡や、ゴロゴロ転がった跡がえぐれているのを見かけることもあります。
「わー!結構でかいな」
「足跡のサイズが大小、いろいろあるから複数いるね」
「民家の側なのに、こんなところにも出るんだ」
「歩き回っているのは夜かな」
フィールドサインからいろいろ想像し、思い巡らせますが、願うことはただ一つ!
『どうぞ、現場作業中にイノシシ本体と出会いませんように!』
投稿者 M
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